東京・多摩エリアで最大級の規模を誇り、夏の夜空を壮大に彩る「立川まつり 国営昭和記念公園花火大会」が、今年も2025年7月26日(土)に開催されます!
立川の夏の風物詩として長年親しまれてきたこの花火大会。広大な国営昭和記念公園を舞台に、都心ではなかなか見られない大玉花火や、芸術性の高いプログラムが繰り広げられるのが最大の魅力です。

この記事では、立川花火大会の歴史から、見どころである花火の種類、有料席や穴場スポットの完全攻略法、そして最大の難関であるアクセスの混雑回避術まで、あなたの花火体験を最高に素晴らしいものにするための情報を、公式サイトに基づいて徹底的に解説します。
当日7月26日(土)は、八王子でも『八王子花火大会』があるので、場所によっては2つの花火大会を楽しめるかもしれませんね。

開催概要:立川まつり 国営昭和記念公園花火大会
まずは、花火大会の基本情報を正確に把握しておきましょう。
項目 | 内容 |
開催日時 | 2025年7月26日(土) 19:15~20:15(予定) |
開催場所 | 国営昭和記念公園 みんなの原っぱ |
打ち上げ数 | 約5,000発(例年) |
主催 | 立川まつり国営昭和記念公園花火大会実行委員会 |
備考 | 小雨決行、荒天の場合は中止 |
立川まつり国営昭和記念公園花火大会 公式SNSについて
本記事は2025年7月23日時点の情報を基に作成しています。
当日の状況についての最新の情報や交通規制の詳細については、必ず公式サイトおよび公式SNSをご確認ください。
公式X:https://x.com/tachikawahanabi
公式Facebook:https://www.facebook.com/tachikawahanabi/
見逃し厳禁!立川花火が誇る3大スペクタクル

数ある花火大会の中でも、立川が特別な理由はここにあります。
① 東京最大級!圧巻の「一尺五寸玉」
立川花火の真骨頂は、何と言っても「一尺五寸玉」の打ち上げです。直径約40cm、重さ約30kgの巨大な花火玉が上空で開くと、その直径は約400mにも達します。これは東京タワー(333m)を優に超える大きさで、視界いっぱいに広がる光の粒子と、遅れて体に響き渡る轟音は、鳥肌ものの迫力です。
② 技と美の競演「芸協玉コンクール」
全国から選りすぐりの花火師たちが、その技と美意識を競い合う「芸協玉」のコンクール。完璧な円を描くか、色彩は豊かか、消え際は美しいか、といった厳しい基準で審査される芸術品のような花火が次々と打ち上がります。一つ一つの花火に込められた職人の魂を感じられる、通好みのプログラムです。
③ 公園の広さを活かした「ワイドスターマイン」
広大な「みんなの原っぱ」の横幅をいっぱいに使って、数十〜数百発の花火を連続して打ち上げる「ワイドスターマイン」も圧巻。視界の端から端までを埋め尽くす光のカーテンは、まるで光のシャワーを浴びているかのような没入感を味わえます。
【目的別】観覧スポット完全攻略ガイド|今から狙うなら無料エリア!
開催日直前の今、有料観覧席のチケットは残念ながらほぼ完売状態です。 「もう良い場所で見るのは無理かも…」と諦めるのはまだ早い!立川花火大会は、無料でも大迫力の花火を堪能できるスポットがたくさんあります。
今からでも間に合う無料観覧エリアを中心に、それぞれの特徴と攻略法を徹底解説します!
①【王道】公園内の無料観覧エリアで大迫力を体感!
チケットがなくても、花火の音と光を全身で感じたいなら、やはり公園内が一番です。

- 場所: 国営昭和記念公園「みんなの原っぱ」の有料席周辺エリア
- 覚悟すべきこと: 場所取り競争は熾烈を極めます。 開催当日は、午前中から場所取りを始めるのが賢明です。お昼を過ぎると、視界が開けた良い場所を見つけるのは困難になるでしょう。
- 攻略のポイント:
- 狙うべきゲート: 会場に最も近い「西立川口ゲート」から入るのが最短ルートです。開園と同時に向かい、ベストポジションを目指しましょう。
- 場所選びのコツ: スピーカータワーや木々を避け、視界が開けた平らな場所を探すのが鉄則。また、混雑するトイレとの距離も考えておくと後で後悔しません。
- 入園料について:
花火大会当日は国営昭和記念公園の入園料が終日無料化されます。
開園時刻からご入園いただくことができますが、日中の時間帯から園内で場所取り等をする場合は
日陰でのこまめな休憩や水分補給など熱中症対策を忘れないでください。
またゲリラ豪雨発生の可能性もありますので気象情報にもご注意ください。
尚、場所取りに際してはテープ、シール類、スプレー類等を使用したもの、また大きなペグ等を使用したものは
会場の環境保全の観点よりご遠慮いただいております。
また無人での場所取りも防犯・トラブル防止のためにご遠慮ください。
②【混雑回避】公園外の”準”穴場スポットでゆったり鑑賞
「人混みは避けたいけれど、花火はしっかり見たい」という方には、公園外のスポットがおすすめです。
- 前提として: 穴場といえど、多くの人が同じことを考えています。特に今年はチケットが取れなかった人が流れてくるため、例年以上の混雑を覚悟し、早めに行動しましょう。
- スポット候補:
- ららぽーと立川立飛:2Fイベント広場や、1F公園では花火がご覧になれますが、着席での観覧エリアはないとの案内がららぽーと立川立飛よりアナウンスされています。トイレや飲食の心配がなく非常に便利ですが、当日の開放情報は必ず施設の公式サイトやSNSで直前に確認してください。

- 多摩モノレール沿線: 立飛駅や高松駅、泉体育館駅などのデッキや周辺から花火を見ることができます。少し遠目になりますが、帰りの混雑は比較的ましです。
- 矢川緑地(国立市)や一番町周辺: 公園の南側に位置するエリア。打ち上げ場所からは少し離れますが、その分落ち着いて鑑賞したいファミリー層などにはおすすめです。

- 応募終了しているスポット:
- IKEA立川: 例年、屋上駐車場などが観覧スペースとして開放されますが、残念ながら今年は満席により受付終了しているそうです。
③【チケット確保済みの方向け】有料観覧席の楽しみ方
見事チケットを確保された方、おめでとうございます!最高のロケーションを手に入れましたね!
- 当日の過ごし方: 場所取りの心配は一切不要です。時間に追われることなく、昼間は公園内の他の施設(日本庭園、プールなど)を満喫し、夕方からゆっくりとご自身の席へ向かうという、優雅な一日を過ごせます。
- 来年に向けて: 今年チケットを逃してしまった方は、この快適さをぜひ来年こそ味わってください。チケットは例年6月頃から販売開始です。公式リセールサービスが設けられる場合もあるので、最後まで諦めずに情報をチェックするのも一つの手です。
アクセス&帰宅攻略法|混雑を制する者が花火を制す!
この花火大会で最も重要なのが交通戦略です。
- 行きは「西立川駅」がベスト: 会場に最も近い「西立川駅」を利用するのが賢明です。立川駅からのルートは距離がある上、大混雑します。
- 帰りの大混雑を回避する3つの鉄則:
- 終了を待たずに移動開始: フィナーレの少し前に動き出すことで、駅の入場規制を避けられる可能性が高まります。
- 終了後、公園で時間調整: 終了後30分~1時間ほど、公園内で余韻に浸りながら待機。人の波が少し引いてから移動しましょう。
- 「西立川駅」か多摩モノレールを利用: 帰りの立川駅の混雑は尋常ではありません。比較的スムーズに乗れる「西立川駅」か、多摩モノレール「立川北駅」の利用を強くおすすめします。

【コラム】ちなみに…同日開催の八王子花火大会
同じく2025年7月26日(土)には、近隣の八王子市でも「八王子花火大会」が開催されます。こちらは富士森公園を舞台にした、約4,000発のアットホームな雰囲気の花火大会です。もし迷うことがあれば、大スケールの芸術性を求めるなら「立川」、地域のお祭りのような一体感を味わいたいなら「八王子」という視点で選んでみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
夏の夜空に描かれる、壮大な光の芸術。立川花火大会は、ただ大きいだけでなく、一つ一つの花火に込められた技術と美しさを感じられる、特別なイベントです。ぜひこの記事を参考に万全の準備をして、忘れられない夏の感動を体験してください。
※お願い※ 本記事は2025年7月23日時点の情報を基に作成しています。有料席の販売情報や当日の詳細については、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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